あのラインは割らない。これ以上は下がらない。
相場の世界でこの予想が当たったことはない。
相場の大いなる意思は、36度線の向こう側へ向かおうとしている。
人々の期待と予想が凍結した時に、仮想通貨市場には何が起こるのだろうか。
間もなく来るDespairへ、36万円ラインの攻防
気のせいかもしれませんが、週末になるとビットコイン(BTC)価格は下げ傾向にある気が・・。
この36万円~37万円のラインは、先週の土日に反発したラインです。
そして、12月14日くらいから再度ぶつかっています。ぶつかっているというか、食い込んでいます。
この岩盤のような防衛ラインは突破しそうです。
下へ、下へ。
この下落圧力を誰が予想したでしょうか?
多くの人はこのラインはと言い続けてきました。結局相場の予想なんて当たらないんですね・・。
ミンスキーのバブル相場の典型的なパターン図があります。
黄緑色の線がミンスキーが考えたチャートパターンです。
少々アンバランスですが、36万円を割れば「Capiltulation(降伏)」というゾーンを超えて「Despair(絶望)」ゾーンに近づくのではないでしょうか?
まだまだ、この下落トレンドはこれからです。
今後の相場の行方は?
こちらは12月1日くらいに紹介したチャートです。
今後の下落の動きとして、矢印のような動きになると考えていました。
期間は全然あってませんが、下げ方としてはおおよそ想定した通りの動きです。
先週も述べましたが、この展開は次の事実を考えれば当たり前の帰結です。
仮想通貨市場から人が抜けていっています。
セリクラと騒がれてから、大きな反発を見せることもなく、トレンドが転換することもなく、こうしてだらだらとした相場に見切りをつけて立ち去った投資家がたくさんいます。
人が居なくなると徐々に売られはするが、大きくトレンドが転換するような展開にはなりにくいです。
空気が抜けていくような下落パターンというのは、起こるべくして起こっています。
新たなディセンディングトライアングルが形成されている

私は基本的には日足しか見ないんですが(←本当はまんべんなく見るのが良いと思いますが・・)、
ちなみに日足で見るとこうなっています。
下抜けるの可能性がかなり高いので注意してください。
コーラを飲んだ時にげっぷが出るくらいの確率で下抜けます。
明白なのは強気相場では強気筋、弱気相場では弱気筋になれということだ。
この言葉を忘れずに12月後半戦に参りましょう。
仮想通貨市場はどこまで下がるのか?
どこまで下がるのか?という問いに答えるのは簡単ではありません。
かなり難しいですが、あえて予想をしておくと20万円くらいが現実的です。
ただし、いきなり10万円くらい下落するような暴落は、しばらく起きることはないと思っています。
仮想通貨市場で10万円下落などよくある事なので何とも言えませんが、1カ月で50%(半額)近く安くなっています。ここから同じ勢いで下落するのは・・?という感じです。
ある程度1週間~2週間かけて徐々に下の方へ食い込んでいく相場を予想しています。
36万円を割る展開は必ず訪れると思いますが、その後30万円を割る展開が今年中にやってくるのか?それとも?というレベルの曖昧な感じになっています。(私の中では)
仮想通貨市場から人が居なくなりすぎて、下落するにもゆっくりと、だらだら~とした感じが広がっているので焦らずに待ちましょう、買い増す時を・・。
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仮想通貨市場にこれだけは言える。○○だということ。
なんだかんだ11月下旬から下落が始まっていますが、まだ「変な期待感・楽観感」が残っている気がしています。
将来的な成長予想、価格上昇は否定しようがない現実的な予想です。
しかし、このバブル期の負の遺産を清算するにあたっては、その変な期待感みたいなものが蔓延(はびこ)っているせいで下落の進行がイマイチ変なところで収まっている気がしています。
もっとガッと下がって、清算してほしいものです・・。
まあ、それも含めて市場であり相場なので仕方がないのかもしれません。
良いアイディアが相場で大きな利益を上げる秘訣ではない。最も重要なのは、絶好の時が来るまで静かに座っていることだ。
もう今年買う機会はないかもしれませんね。。2019年には買い増すぞ!
みなさんも2018年のやり残したことをしていきましょう!