仮想通貨の世界でも有名な株式投資家などの格言が出回っており「投資投機の本質は仮想通貨でも変わらない」という感じでしょうか。
というわけで仮想通貨投資の参考になるかなと思い、私が好きな投資家から「投資で成功するためには?」といった話をしたいと思います。
偉大な投資家の共通点から見る投資の鉄則
「ジェシー・リバモア」と「ウォーレン・バフェット」という投資家をご存知でしょうか?


「オハマの賢人」と呼ばれています。


そんな彼に付けられた呼び名は「ウォール街のグレートベア」です。
ちなみに「ベア」とは弱気相場の事です。
ここまで言えば分かるかと思いますが、リバモアは下落相場で財を築いた天才です。
1929年の世界恐慌では莫大な資産(1億ドル以上)を築きました。「靴磨きの少年」で登場する ケネディパパ が1929年の世界恐慌を逃れている中、リバモアは大儲けしています。
今回はこの二人が投資・トレードで大切にしていた事を学びたいと思います!
① 二人の共通点はルールは守る?
先にリバモアが投資での”ルール”について述べていますので見ていきましょう!
痛い目に合うのはいつも”自分の判断が正しいと自信を持ってゲームに臨める時にしか相場に入らない”というルール(原則)を守ることが出来なかった時だ。
感のいい人はすでに気づいているかと思います。実はバフェットが同じ趣旨の格言を言っています。
金持ちになるための2つのルールを守りなさい。
【ルール1】絶対に損しないこと。
【ルール2】絶対にルール1を忘れないこと。
私の勝手な解釈が入りますが「自分で決めたルールは破るな」という事です。
「勝てる時(=損しない時)に市場に参加する投資(投機)する、そのルールを守らなかったら失敗する」
後から、今回だけは特別とか違うとかをやると失敗するという事を二人とも言っているのかと思います。
② 無知は最大のリスク
今度はバフェット先生から行きましょう!
リスクとは、自分が何をやっているかよくわからない時に起こるものです。
う~ん、仮想通貨なんていつの間にか新しい情報とか技術とかが登場してきます。
自分がどんなテクノロジーにお金を払っているのかはしっかりと把握する必要があるかと思います。
リバモアさんも同じことを言っています。
無知を警戒せよ。
株取引には楽に金が稼げる印象があり人々を魅了するが、愚かで安易な考えで手を出せば、簡単にすべてを失ってしまう。
無知の対極にある知識は、大きな力となる。
仮想通貨が簡単に儲かるような状況という感じですが、安易に始めると危険!
ちゃんと仮想通貨について勉強する必要があるってことです。
③ 投資で勝つかは頭の良しあしではない
投資で勝つために知力ではなく、感情的なコントロールであることを二人が言っていますので、まとめておきます!
リバモア
相場師が成功を収めるための闘いは、心理的な闘いであって知力の闘いではない。
人間らしい気持ち、感情の自由な働きを自らに許すのは、取引を清算した後、すなわち株や商品に投入された資金がすべて現金化された後である。
金が証券の形を取っている限り、生身の感情を殺し続けなければならない。
バフェット
(投資に勝つためには) ロケット工学で博士号を取る必要はありません。
投資とは、知能指数160の人間が、130の人間を倒すゲームではないからです。
合理的かどうかが重要です。
仮想通貨投資でも同じです。別に頭の良しあしで勝つかが決まるわけでありません。
ちゃんと調べて、ちゃんとした理由に基づいて投資をしましょう!
最後は、2人の投資投機家の名言で私が好きなものを紹介したいと思います!
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仮想通貨投資をするなら知っておきたい格言
「株券ではなく事業を買う」
「市場動向や他人の意見につられて株の売買をしない」
仮想通貨投資でもそうですが、ネットの情報に右往左往しない。その通貨が持つ技術や将来性を買いましょう。
トレーダーの相場に挑む態度はプロのビリヤードプレーヤーと同じ。
目先の1ショットではなく、はるか全体を見渡してプレーするのだ。
どのポジションをとるかを考えながらプレーするのはプロにとって習性だ。
株式市場はいつの世も変わらない。
株式市場で変化するのはそこに出入りする顔ぶれだけである。
新参者には初めての出来事でも、市場は周期的に動いている。
これは仮想通貨市場でも同様の事が言えます。
規制やハック被害、超やばいニュースが入って暴落しても、結局は生き残ってきたのが今の仮想通貨市場です。
同じサイクルが繰り返されるのかは分かりませんが、アタフタするのはよくありません。
更に、市場全体の流れとかを考えながら投資をしたいものですね!
いかがでしたか!
今回は私が好きな投資家と投機家の格言から仮想通貨投資へ生かそう!という趣旨で書いてまいりました。少しでも参考になればうれしい限りです。
特に面白いのは、リバモアは短期トレーダー、バフェットは長期投資家。
一見すると相反する二人が述べている格言には共通点がいっぱいです。投資も投機も長期も短期も、そこには必ず共通して必要なマインドがあるという事ですね。
【おまけ】



はい、今日は以上!
それでは!
世紀の相場師ジェシー・リバモアとは何者?