仮想通貨市場は、2018年の1年間にわたりバブル相場が弾けました。
しかし、これからが本当の意味で強い上昇相場が形成されるだろうと考えています。
という事でそんなお話!
2020年これから仮想通貨が本当のバブルを迎える?
上の絵は「バブル」という言葉の由来になったイギリスの南海泡沫事件の様子を描いたものです。このバブルでニュートンも損したという話もあります。
よく値段が上がることを「バブル」と呼びますが、その語源は「Bubble Act (泡沫禁止法)」です。
1720年にイギリス政府の借金を肩代わりさせるために設立した「南海株式会社」の株価が暴騰。
この会社、途中から株価を吊り上げる事だけに専念したという話です。
そして、それに便乗して、株式会社ブーム!
ココがダメ
それをみたイギリス政府が「一旦規制を入れます!」こうしてBubble Act (泡沫禁止法)を可決させました。この法案により株価が暴落!
株価急騰 ⇒ 暴落までの過程をこの法案の名前から「バブル」と呼んでいます!
イギリスで「Bubble Act (泡沫禁止法)」が成立した後、株式会社という形態は全く浸透しなくなりました。今では「株式会社」の存在は当たり前ですが、規制の影響で「株式会社の普及は遅れた」という事実が残りました。←仮想通貨もそうならないか結構心配です。
さて今回の2018年の初頭の仮想通貨市場のバブルは、上の絵のような騒乱を招いた感じではなかったような気がします。
本当に一部で巻き起こった感じの。しかし次のバブルは、上の絵のような騒乱を招くほど大きなものになる、その理由を見ていきましょう!
これまでの仮想通貨バブルのおさらい
最初に仮想通貨(ビットコイン)でバブルが巻き起こったのは2011年です。
2011年4月
アメリカのTIME誌でビットコインが特集されたから価格が急上昇。
2010年から価格が右上がりだったビットコイン価格は、TIME誌の取り上げられたことでバーストしました。
そして、同年6月、マウントゴックスがハッキング被害にあって年末まで下げ続ける事に(最高値3000円 ⇒ 200円くらいまで下がります)
次が2013年~2014年
2013年3月 キプロス危機から資産の逃げ先がビットコインになりました。
そこから再度ビットコインが注目され始め2013年12月までずっと上げ続けました。
その後、中国の「ビットコイン規制します」宣言とマウントゴックス経営破綻により取引所閉鎖のダブルパンチを食らって暴落。(1,200円 ⇒ 最高値127,800円 ⇒ 18,000円)
最後に記憶に新しい2017年~2018年初頭
ビットフライヤー(bitFlyer)が「仮想通貨元年」というキャッチコピーでマーケティングを開始!
一気に日本国内で仮想通貨が広まりました。
ビットコイン価格は年初100,000円から、色々あって2,400,000円になります。
その後規制やらコインチェック(Coincheck)のネム(NEM)不正流出事件やらで、現在の700,000円位(2018年6月)に落ち着きました。
こうみるとかなり短いサイクルでバブっていますね(笑)
そして、これまでのバブル的な相場には共通点があります。それを次に見ていきましょう!
法人不在のバブル相場・地域ごとのバブル相場
上の3つのバブル相場には共通点があります。それが次の2つです。
従来の仮想通貨バブルの共通点
① 法人があまり関わっていない。ほとんどが民間(一般人)のマネーが流入した結果発生したと言っていいかもしれません。
② 次に、バブルの発生場所が最初はアメリカ、次にヨーロッパ、そしてアジア。
地域ごとに盛り上がっていたりそうでなかったり。つまり、世界同時に色々な地域で仮想通貨熱が高まった瞬間があまりないという事です。他の地域で市場が熱を帯びて他の地域に派生していくという流れ。
この共通点を見ると、次のバブルが最大の最強のバブルになる可能性が高くなる理由が分かります。
特に①です。法人のマネーがあまり入っていない状態でバブルが形成されてきた点は重要。
ポイント
現在、日本では多くの企業が仮想通貨市場に参入してきており、今後も拡大するでしょう。
ついに法人のマネーが大量に紛れ込んでくるのです。そして、この流れは世界的なもので様々な企業が仮想通貨市場に参入してマネーを投入します。
法人のマネーが大量に流入した状態で、過去の過熱した相場が一度形成されれば、今までの比ではないバブルが形成されるのでは・・・?
そして、仮に、偶然、何かのきっかけで過熱相場が世界同時多発的に発生すれば過去最大にして最強の仮想通貨バブルの完成です!そんな偶然に頼った予想が当たるのかって?
この偶然は必然的に起きるでしょう。なぜなら私たちは人間だからです・・・。
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市場は顔ぶれを変えて同じような動きを繰り返す
市場は顔ぶれを変えて同じような動きを繰り返す。by ジェシー・リバモア
仮想通貨で痛い目に合った。もうやらない。
こうやって市場からは沢山の投資家投機家が退場していきます。
しかし、退場する以上に新しい人が参入してきます。
仮想通貨も株式市場と同じです。仮想通貨バブルはこれから何度も起きるでしょう。そして、過去最大のバブルが次に発生するというのは結構現実的な話だと私は考えています。
日本のバブル経済・リーマンショック等、民間のマネーに法人のマネーが合わさったバブルがどれほど強力で破壊力があるのかを皆さんは知っているはずです。
仮想通貨市場でも、ついに法人格を持つ人々がやってきます。
そして、最後に言っておきたいのは「人間の欲深さをなめてはいけません」という事。
他人が痛い目に合おうと同じような考えを持つ人が入れ替えひっかえで登場する、いや登場しやすいのが今の仮想通貨市場です。
仮想通貨市場はこれから本当のバブルを迎えるでしょう・・・・。
という事で予想を超えて予言地味た話はこれくらいにして時が来るのを待ちましょう・・・!
今日は以上!
それでは!