仮想通貨界隈には「詐欺」と言われながら、後に物凄い価格上昇と結局詐欺じゃなかった系の仮想通貨が存在しています。しかもちょくちょく。そんな「詐欺」と言われていた仮想通貨を見ていきます。
あの仮想通貨も元々詐欺と言われていた?
仮想通貨が詐欺と言われる時期は「ICO (イニシヤルコインオファリング)」の時です。つまり、プロジェクトを始める前の資金集めの時に「詐欺」と言われておきながら、結果的にそうではない、むしろ大成功している?みたいな仮想通貨が結構ありますので紹介。
ADA(エイダコイン)
基本情報を簡単にまとめますね~
ADA(エイダコイって?)
ADAコインは、オンラインカジノ「カルダノ」で使える仮想通貨。「カルダノ」は胴元のいない公正なプラットフォームを提供している市場です。その点、若干をオーガ(Rep)を彷彿とさせる仮想通貨!開発には数学者のチャールズ・ホスキンソンが携わっています。彼はイーサリアム(ETH)の開発にも関わっている有名人!また「カルダノ」では、オンラインカジノの仕組みにブロックチェーンやスマートコントラクトを使っています。つまり取引記録は改ざんできずに、一般にオープンになるというわけです。
ちなみに「ADA(エイダ)」というのは、世界で初めてコンピュータープログラムを記述した天才貴族女性「エイダ・ラブレス」から名前が来ていると言われています。
ADA(エイダコイン)が何故詐欺と言われていたのか?


詐欺と言われたポイント
とにかく計画のほとんどが遅延した!プレセール・公開時期・取引所への上場など。大体において遅延してしまい「これは集めた資金をもってとんずらするのではないのか?」と出資者の不安をあおりました。
詐欺と言われたADA(エイダコイン)のその後
無事に海外の取引所Bittrex(ビットレックス)に上場しました。
ICOの時の価格が0.2円~0.3円くらい。
なんと上場直後に40倍に価格が跳ね上がりました。ビットレックスは海外ではかなり大手の部類に入る取引所だったのでインパクトが大きかったんだと思います。
現在でも40円位で価格をキープしており、ICOの時の参加している人は元手が200倍になっています。ただし、詐欺かどうかは今後のプロダクトを見て判断してください。
TRON(トロン)
基本情報はこんな感じ!
TRON(トロン)って?
TRONは、無料のコンテンツエンターテイメントシステムの構築を目的とした仮想通貨。すでに金融庁へ申請を提出しており、申請が承認されればいくつかの取引所が上場することを予定しているらしいです。TRONを使って誰でも簡単に動画やゲームなどのエンターテインメントをアップできるプラットフォームを目指しています。
TRON(トロン)が何故詐欺と言われていたのか?


詐欺と言われたポイント
とにかくきな臭い。
① ホワイトペーパーが盗作じゃないのかと疑惑を掛けれており、結局よくわからない
② プログラムのコードがスカスカ
③ 創業者がすでにTRONを売却している疑惑
という感じで色々と詐欺コインじゃないのかと不安視されています。
詐欺と言われたTRON(トロン)のその後
結構たくさんの取引所に上場しています。ICOは30秒足らず終了したようです。
上場直後は0.2円くらいで現在は10円前後です。50倍位にはなっていますが、相変わらず怪しさが残っており、何とも言えない感じのようです。というのもロードマップが10年計画になっており、もう大丈夫なのかがよくわからない状況です。
ただし、様々な企業と提携を始めており、プロダクトも少しずつ出てきています。このまま開発が進めば詐欺コインの汚名を・・?という状況です。
NOAH(ノアコイン)
基本上はこちら!
NOAH(ノアコイン)って?
「フィリピンの社会問題を解決して、経済成長を支援する」というテーマを掲げた仮想通貨。フィリピンは出稼ぎ労働者が多く手数料のほとんどかからない送金用仮想通貨プラットフォームを作り、海外送金の負担を減らそう。といった事を目的としています。
NOAH(ノアコイン)が達成しようとしている事が他の仮想通貨ならばなんでも達成できてしまい、NOAH(ノアコイン)である必要性がほぼほぼないのでは?と言われています。
NOAH(ノアコイン)が何故詐欺と言われていたのか?


詐欺と言われたポイント
実際にホワイトペーパーに虚偽があった。
当初、政府やフィリピン企業と提携しているような文言があったのにもかかわらず、すべて虚偽であったことが判明しました。
フィリピン政府「ノアコインにプロジェクトには関係ありません」
フィリピン企業「うちも関係ないよ」
という感じで、詐欺コインと認定されました。
詐欺と言われたNOAH(ノアコイン)のその後
ICOが終わってから、何だかんだ上場しました。
ICO価格は0.6円くらいです。上場直後は約6倍くらいになりました。しかし、現在の価格は1円くらいで落ち着いています。
上場直後に価格が急騰した時は「低迷した状況でこの結果は良い感じだ」と言われていますが、なんだかんだICO価格に近づきました。
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「詐欺コインのその後」まとめ
詐欺コインだといわれている仮想通貨の代表格を紹介してきました。中には意外としっかりしている?というものから虚偽があったものから・・・。詐欺コインと称されているものでもピンキリみたいです。



ポイント
詐欺コインと言われていても、その後に上場すれば価格の上昇が見込める事もある。しかし、長期で見ると詐欺と称されている仮想通貨はプロジェクトが実際に進んでいるのかが注目されるため、実力に合った価格に落ち着く。
詐欺コインのその後を見てきました!なんだかんだすぐに売り抜ければ儲かるんじゃない・・?と思ってしまいますね(笑)
というわけで今日は以上!
それでは!