仮想通貨市場では特定のジャンルに関するトークンが群雄割拠状態です。一般の生活に普及する前に早くも淘汰が始まっている・・!
いろんなジャンルがある中で、私が速く実現して欲しいと思っているジャンルである「通信・モバイル」分野。というわけで、今回は「通信・モバイル」系トークンの将来を考えてみたいと思います!
通信・モバイル系トークンの未来は?
「通信・モバイル」系トークンって具体的にはどんなものをイメージしますか?
「・・・・」って感じの人も多いはずです。かくいう私も具体的に語れるかと言われれば、結構イメージでしか語れません。とりあえず、有名どころの仮想通貨(トークン)を見ていきましょう!
【DENT(デント)】モバイル通信データの売買?
多分、一番わかりやすいのが「DENT (デント)」 です!さっそく説明をします!
ポイント
携帯電話(スマートフォン)のデータ容量を売買出来る!つまり「今月はあんまりスマホ使わなかったから、余ったデータ容量をDENTトークンにして売っちゃおう!」という世界の実現を目指すトークン(仮想通貨)です。
通信容量を売買とどうなるのか?
日本の場合ですが、通信の世界では大手のキャリアさんが独占状態の世界です。つまり、余ったからと言って売るとか出来ません。足りなくなったら購入できますが・・・高い!
今の世界で「通信容量」というのは必需品です。そんな必需品が独占状態で価格競争が発生せずにあんまり安くならない・・・。
これは世界的な問題です。大手のキャリアが中抜きして大儲けしている現状を、トークン(仮想通貨)を使って打破しよう!というのが大きな目的になっているわけです。メルカリなどの通信容量バージョンと考えればわかりやすいかと思います!
他には「国際ローミングの問題」を解決できるのでは?と期待されています。
国際ローミング問題とは、簡単に言えば海外で携帯を使おうと思ったら現地の通信サービスを使う事になり、なんか値段が高くつく!というものです。世界中でDENT(デント)が普及すれば、そんな問題も解決・・?
ちなみに、チャートがこちらです。
2017年12月にクーコイン(Kucoin)に上場してからあっと言う間に10倍 (テンバガー) を達成しております。12月バブルに乗じて価格が上がったというのもありますし、価格も安く、みんなが共通して将来像を描けたことが大きいかと思います。
【TEL(Telcoin)】モバイル決済が普及する?
というわけで続いては「Telcoin (TEL)」です!
ポイント
銀行口座を持てない人が、携帯電話(スマートフォン)を用いて、送金や決済ができるようにする!イーサリアムをもとに作られた(ERC20)トークン(仮想通貨)です。
「銀行口座を持てない人」が重要な理由は?
この「銀行口座を持てない人」というと日本人には理解が出来ないかもしれません。しかし、世界ではごく普通の話です。
よく「どこでも蛇口をひねれば水が出るのは日本くらいで、海外だとそんな事はない!」なんて言われますが、それと同レベルの話です。
「銀行口座を持てない人」がどうして重要なのかという話をしましょう!
世界では「銀行口座を持てない人」が沢山いるというのは上で書いた通りです。しかし、そんな人が持つ金融資産は世界中で埋もれています。
つまり、銀行口座を持てないので普段生活する範囲でしかお金が動かない。しかし Telcoin(TEL)により、スマートフォンを用いて送金や決済が出来るようになると、埋もれていた金融資産(マネー)が世界中で動き始めるわけです!
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眠っていたマネーが世界中で動き出す。既に Telcoin(TEL) は、通信事業者と提携して、スマートフォン利用者にTELトークンを配布しています。2018年中には1000万ユーザーを獲得しようと奮闘中です。更に、メルカリやミクシイなどの関係者もICOに参加して出資を行っています。
こうした動きが活発になると既存の金融機関を経由せずにお金を動かせるので、金融機関が痛手を受けるのは間違いありません。
【MobileGo(MGO)】モバイルゲーム市場への投石
皆さんも携帯電話(スマートフォン)などのモバイルでゲームをするかと思います。しかし、そうしたゲームをダウンロードする時はG社やA社のストアからダウンロードするかと思います。
ポイント
そんなモバイルゲーム市場のプラットフォームとして生み出されたトークンです。つまり、G社やA社が独占しているモバイルゲーム市場のプラットフォームに第三勢力として乗り込んできました。
開発が進んでいるのかは良くわかりませんが、ストアのゲームの充実を図っている最中です。こうしたプラットフォームは一定の参加人数 (この場合ならストアにあるゲーム数) を超えると本領を発揮します。(クリティカルマス)
モバイルゲーム市場は強烈な規模があるので、G社とA社が独占している現状に割り込んで、ほんの少しでもシェアを取れれば、莫大な利益を得られます。
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通信・モバイル系トークン(仮想通貨)が描き出す未来
ここまで、三つのトークン(仮想通貨)を取り上げて来ましたが「通信・モバイル」分野のトークン(仮想通貨)が世の中をどう変えるのかを考えてみたいと思います!
まず言えることは、いま市場を独占している大手から市場を奪い返す、そして消費者有利の世界を取り戻す可能性があるという事です。
DENT(デント)なら大手キャリア(通信系の会社)から、Telcoin(TEL)なら大手の銀行(金融機関)、MobileGo(MGO)ならインターネットプラットフォーム大手から、市場を奪い返し、消費者が一方的に吸い取られていた現状から競争を生み出し、消費者が多少なりとも得をする!そんな世界が待っているのではないでしょうか?
しかし、普及には問題が多すぎますし、すぐというわけにはいきません。それでも早く実現してほしい!
特に「通信・モバイル」というのは21世紀の重要な分野!インターネット社会が浸透しても、未だに利益を独占されている状態が続いています。21世紀の重要分野で反旗を翻そうとしているわけですから、まさに刮目せよ!という事です。SF好きにはたまらない将来が待っているはず!
というわけで「通信・モバイル系トークン(仮想通貨)」が今後の世界をどう変えていくのかを考えてみました!仮想通貨が単純な決済手段とかで終わるはずはなく、むしろ一番革命をもたらすのは「通信・モバイル」ジャンルだと確信しています。そんな可能性伝えられたら一安心です。
ちなみに、ここで紹介した仮想通貨(トークン)の購入を進めているわけではありません。私はネム(NEM/XEM)推しです。投資は自己責任ですよ!
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今日は以上!
それでは!