過去にビットコイン(BTC)と似ているといわれたチャートをご存知でしょうか?
「ナスダックとビットコインが似ている!」
「金(ゴールド)とビットコインが似ている!」
「ダウ平均とビットコインが似ている!」
数えれば枚挙にいとまがないとはこのこと・・。
そんなビットコイン(BTC)と似ていると言われてきたチャートをご紹介~!
ビットコイン(BTC)とチャートが似ていると言われた金融商品
①ナスダック総合指数
②金(ゴールド)
③ダウ平均株価
と順番に見ていき、それぞれビットコイン(BTC)チャートとどの部分が似ているのかを解説していきます!
似ていると言われますが、それぞれ似ている部分が違うので見比べると面白いです。
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① ナスダック総合指数 と ビットコイン(BTC)
NASDAQ (ナスダック・National Association of Securities Dealers Automated Quotations)は、1971年に全米証券業協会(NASD)の主催で開設されたアメリカ合衆国にある世界最大の新興企業(ベンチャー)向け株式市場である。
(wikipediaより引用)
ナスダックはアメリカ(米国)のベンチャー企業の株価を指数化したものです。
日本だとジャスダック(JASDAQ)というものがあります。

こちらがナスダック総合指数のチャートです。
でわさっそくビットコイン(BTC)のチャートと見比べてみしょう~!

なんとなく分かりますか?
ナスダック総合指数とビットコインチャートがリンクしているような、していないような。
時間軸をしっかりさせておきます。
ナスダック総合指数【1988年】=ビットコイン【2017年】でざっと目視・・。
ナスダック総合指数の約10年=ビットコインの約10カ月前後
自分で目視でやっているのでズレがありまがご了承ください<(_ _)>
一応ガクンと下がったところからの上昇率は2.5倍位で一致させてみました!
ナスダック2000ポイント⇒5000ポイント(2.5倍)
ビットコイン100万円⇒250万円(2.5倍)

2つのチャートを見比べてみると、確かにバブル突入まではそっくりです!
しかしバブルが崩れた後の状況が違います。
ナスダック総合指数の方は、急落後わずかですが上昇に転じています。
一方のビットコインはディセンディングトライアングル(三角持ち合い)相場に移行。

完全にそっくりな状態は終わって、ビットコイン(BTC)は独自の成長を歩んでいるのかもしれません・・!
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② 金(ゴールド) と ビットコイン(BTC)
金(ゴールド)投資は、貴金属のなかで最も普及している投資である。投資家はリスクの多様化の方法として金を購入している。他の市場と同様に、金は投機とボラティリティの対象となる。
(wikipediaより引用)
金(ゴールド)については説明はいらないかと思います。
あのピカピカのゴールドです。
その金(ゴールド)の価格推移がビットコイン(BTC)と似ているとのこと・・見ていきましょう!

一見すると分かりづらいですが、ビットコイン(BTC)と似ていると言われるのが左半分くらいです。
金(ゴールド)【1980年】=ビットコイン【2017年12月】でざっと目視・・。
金(ゴールド)の約1年=ビットコインの約1カ月ちょっと
金(ゴールド) 400ドル⇒800ドル(2.0倍)
ビットコイン100万円⇒250万円(2.5倍)
ここまで見ると、先ほどのナスダック総合指数の方が、ビットコイン(BTC)チャートと酷似している気がしますが、金(ゴールド)チャートとビットコイン(BTC)が似ていると言われる特徴が、バブル崩壊後です。
実は金の場合は、バブル崩壊後のチャートがそっくりです。
金(ゴールド)の方は、バブル崩壊に上値を切り下げて下落トレンドに突入。
ビットコイン(BTC)もバブル崩壊は、上値切り下げの下落トレンド。
ということは・・。
2018年中にビットコイン(BTC)の大幅下落がある?
金(ゴールド)チャートに似ているとなると、ビットコイン(BTC)もサポートとして働いていた60万円~70万円台を下抜ける可能性もありそうです・・?
また、金(ゴールド)の場合は、バブル崩壊後にETFの承認が下りてから、再度価格が急上昇しています。
それに倣って、ビットコイン(BTC)もETFが承認されれば、金と同じチャートを描くのではないのか?と噂に。
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③ ダウ平均株価 と ビットコイン(BTC)
ダウ平均株価(Dow Jones Industrial Average)は、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが算出するアメリカ合衆国の代表的な株価指数である。
(wikipediaより引用)
ダウ平均株価は、日本で言うと日経平均株価です。アメリカの代表的な企業の株価を指数化したものになります。

これまでの特徴と違うのが、ビットコイン(BTC)のバブル崩壊前までのチャートと似ている点です。
ダウ平均株価【1988年】=ビットコイン【2017年】でざっと目視・・。
ダウ平均株価の約30年=ビットコインの約1年ちょっと
金(ゴールド) 約1万ドル?⇒ ?
ビットコイン約40万円⇒250万円(6.25倍)
う~ん、ダウ平均株価の場合は、さすがに6万ドルも行かないでしょうし、どのへんの価格を見比べるのが良いのかが難しいです。
それにしても見比べるとお山の作り方がそっくりです。

ビットコイン(BTC)の2017年のチャートとは結構似ています。ビットコイン(BTC)の場合、最後の方で垂直に跳ね上がってしまった感じですが・・。
ダウ平均株価の方も順調に上げていますが、よく見ると、だんだんと垂直に近い上げ方になっています。
ダウ平均株価は、もしかするとビットコイン(BTC)と同じ道をたどるのかもしれません・・・・。
このブログでは一度、ダウ平均株価とビットコイン(BTC)チャートがそっくりでは?という話をしています。よければそちらもご確認ください!
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【仮想通貨ビットコイン】ダウ平均チャートそっくり?
アメリカのダウ工業平均の月足で長期チャートを見ていたんですが・・・これって2017年のビットコインチャートとそっくりじゃ ...
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ビットコイン(BTC)と似ている問題の総括
ビットコイン(BTC)に似ている金融商品を3つ順番に見てきました!
それぞれがどう似ているのか、お分かりになりましたでしょうか?
ここからは、私の勝手な解釈でまとめていきます<(_ _)>
まずはナスダック総合指数から!
ナスダック総合指数の場合は、ビットコイン(BTC)チャートのバブル形成までの動きとそっくりでした。しかし、バブル崩壊後はあまり似ていません。
特にナスダック総合指数の方は、すぐに底値を打ち徐々に上昇トレンドに突入したものの、ビットコイン(BTC)の場合は持ち合いで上値が重い展開です。
次に金相場です!
ビットコイン(BTC)のバブル崩壊後と金相場の様子は結構似ているのではないでしょうか?
特に、上値が徐々に切り下がっている様子、サポートラインがハッキリと分かり下値が一定の状態はそっくりです。
仮に、ビットコイン(BTC)チャートも金(ゴールド)相場と同じ道をたどるとなると、2019年に入るまでに65万円~70万円の節目のラインを下抜ける可能性があります。
そして、注意したいのは金相場と同じように底を割ってからの価格推移です。
仮想通貨市場ではビットコインETFが承認されれば、金と同様に再バブルに突入と話している人が居ますが、私は懐疑的です。
ビットコインETFは、もうしばらく承認されないと読んでいます。その理由としてセキュリティ対策が不十分であることが言えます。
正式に金融商品として売り出すのですから、ハッキングに合いましたとかではすみません。これはビットコイン(BTC)に問題があるというよりは取引所の問題ですが、今の状況では厳しいのでは?
つまり、金相場と同じ道をたどってから、金相場のように再度上昇するという展開を安易に想像すると失敗を招きかねないと思いますので、底値を割ってからの展開は注視が必要です。
最後にダウ平均株価!
ダウ平均株価がビットコイン(BTC)バブルが弾ける直前までのチャートとそっくりという話でした。
実際に、ダウ平均株価の動きと2017年のビットコイン(BTC)の動きは結構似ている気がします。
こうなってくるとダウ平均株価の暴落が危惧されますが、タイミングがイマイチ分かりません。ビットコイン(BTC)は2017年終わりにかけて、とてつもない速度で急騰したため、ダウ平均株価がその速度で急騰するとは考えられません。
しかし、徐々にダウ平均株価も垂直に近い価格の上げ方になっておき取り、あと数年程度くらいで上昇しきる可能性が高いかもしれません。
こんな感じでいかがでしょうか?
最後は私の独自の見解ですので、話半分で読んでいただけると嬉しい限りです!
というわけで、ビットコイン(BTC)チャートが似ている問題。実際に結構似ていて焦る(;´∀`)