「仮想通貨」ってよく聞くけどイマイチ理解できない!そんな人のために「5分で仮想通貨を理解できる」解説記事です!
仮想通貨って何?分かりやすく説明します!
というわけで仮想通貨について大きく分けて5つの項目に分けて説明するよ!
はてな
① 仮想通貨ってなんで誕生したの?
② 仮想通貨って電子マネーと何が違うの?
③ 仮想通貨ってギャンブルなんでしょ?
④ 仮想通貨って何種類あるの?
⑤ 仮想通貨って今後普及するの?
① 仮想通貨ってなんで誕生したの?
初めて仮想通貨が誕生したのは2009年です。
既に仮想通貨の誕生から10年が経ちます。当時は「仮想通貨=ビットコイン」の事を指していました。


仮想通貨(ビットコイン)を作った人は「ナカモト・サトシ」さん
仮想通貨(ビットコイン)を作ったのは「ナカモト・サトシ(中本哲史)」さんです。
このナカモト(中本)さんは正体不明で未だに行方が分かっていません。
日本人っぽい名前ですが国籍も不明です。※これは仮想通貨のロマンでもあります。
そんな中本(ナカモト)さんですが、2008年のリーマンショック(世界的な金融危機)の時の政府や中央銀行の対応を見てこんな事を思いました (思ったと言われています)。
「中央銀行がお金を刷(す)りまくってる。こんなのありなのか?」
リーマンショックで世界的な金融危機になってしまい、中央銀行はお金を刷りまくって市場にお金をバラまいていました。(緊急時だったのやむを得ない政策です)
ポイント!
しかし「お偉いさん方の意向で勝手にお金を刷ったりするのはどうなの?」と疑問を抱いた中本(ナカモト)さんは、仮想通貨(ビットコイン)の論文作成してインターネットで公開することにしました。


その後、中本(ナカモト)さんの発表した論文から一部の人たちで仮想通貨の開発が行われました。そして1年もたたずに世界初の仮想通貨=ビットコインが2009年に誕生したのです。
② 仮想通貨って電子マネーと何が違うの?
仮想通貨(ビットコイン)を初めて聞いた人にとって、一番疑問に思うことです。
「電子マネーと同じじゃないの?何が違うの?」
それでは、さっそく仮想通貨と電子マネーの違いを簡単に説明してきましょう!
(1)仮想通貨は外貨(ドルとかユーロ)に近い
仮想通貨と電子マネーの違いの1つは為替レートの存在です。
ポイント
仮想通貨は為替レートが存在します。「1ドル=100円」みたいに「1ビットコイン=100万円」という扱いがされています。
※ビットコインの需要次第で価格が上がったり下がったりします。
電子マネーは1,000円チャージしたらずっと1,000円です。しかし、1,000円分の仮想通貨(ビットコイン)を買ったら999円なるかもしれないし、1,001円になるかもしれません。
これが仮想通貨と電子マネーの大きな違いの1つです。
(2)仮想通貨には管理者がいない
仮想通貨は実は誰も管理していません。誰も管理していないのに勝手に為替レートが決まり、決済として使えます。
ポイント
例えば、電子マネーとして有名な「Suica(スイカ)」はJR東日本が管理しています。「WAON」はイオンが中心となり運営されています。
しかし仮想通貨は誰も管理していません。
これは仮想通貨と外貨を分けるポイントでもあります。外貨(ドル・ユーロ)はそれぞれの中央銀行が管理してますよね?仮想通貨は本当に誰も管理していないのです。


仮想通貨は誰も管理せずに勝手に機能するように色々な技術を用いています。
何故そのようなお金を作ったのかというと、先ほどの誕生理由から読み取れます!
「お偉いさんに権限が集中しちゃうのってどうなの? あ、誰も管理しないで自律的に機能する通貨を作っちゃば良いんだ!」By ナカモト(中本)さん
仮想通貨と電子マネーと違うポイントのまとめは以下の通りです。
(1) 為替レートの存在
(2) 管理している人がいるか
そして、(1)(2)の差が生まれた理由は、仮想通貨の誕生した理由に起因しているわけですね!
③ 仮想通貨ってギャンブルなんでしょ?
ふ~ん、仮想通貨ってそんな感じのものなんだ。でも「仮想通貨はギャンブル」ってよく聞くよ?
ポイント
仮想通貨がギャンブルといわれる理由は、②の(2) で紹介した為替レートの存在です。例えば、1ビットコイン=100万円の時にビットコインを購入して、1ビットコイン=101万円で売れば利益が出ます。
仮想通貨は実用化に向けて着々と開発なりが進んでいます。
すると需要が高まるので価格が上がる。みんな欲しがって売買が盛んになり為替レートがすごく動く。
最近ではずっと価格が上昇しているのでみんなが金もうけしようと買い漁っていました。
この為替レートの乱高下が「仮想通貨はギャンブル」といわれる理由になっているわけです。
注意ポイント
しかし、ちゃんと仮想通貨の技術を理解して投資したり、実際に使ってみたりする人にとってはギャンブルでも何でもありません。仮想通貨は未来の産業や社会インフラになるポテンシャルを含んでいるわけですから。
④ 仮想通貨って何種類あるの?
仮想通貨っ先進的な感じのものなんだね。一体何種類くらいあるの?


仮想通貨の技術は一般に公開されており、作ろうと思えば皆さんでも作ることが出来ます。
2009年に世界初の仮想通貨=ビットコインが誕生してから、約10年間で1000種類以上の仮想通貨がこの世に解き放たれました。






上から「ビットコイン(BTC)」「イーサリアム(ETH)」「ネム(XEM)」「リップル(XRP)」です。


ポイント
ちなみに、ビットコイン以外の仮想通貨を「アルトコイン(オルトコイン)」と言います。また、ビットコインの次に有名な仮想通貨は「イーサリアム」です。名前くらいは頭に入れておくといいかも。
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⑤ 仮想通貨って今後普及するの?
仮想通貨について少しは分かってきたところで、「将来的に普及するの?」という疑問もあるかと思います。


「仮想通貨が普及するのかは論争」は大きく4つの意見があります。
(1) 普及する。
(2) 今とは違う形で普及する(決済以外で)。
(3) 関連する技術だけ普及する。
(4) 全く普及しない。
特に多い意見は (1)~(3) です。つまり、何かしらの形で仮想通貨(それに関連する技術とか)が普及すると考えている人が沢山いるというわけです。
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「仮想通貨って何?」のまとめ!
仮想通貨って何?のまとめ!
① 仮想通貨は、中央銀行が勝手にお金を刷(す)るという現実に疑問を抱いた「ナカモト・サトシ」さんが作った。
② 仮想通貨の特徴 (1)為替レートが存在するのでドルやユーロに近い。(2)管理者がいないのに自動的に機能する仕組みが備わっている。
③ 為替レートの乱高下が「仮想通貨はギャンブル」といわれる理由になっている。しかし、仮想通貨そのものは開発が進んでおり、少しずつ普及に向けて前進している。
④ 仮想通貨は、ビットコイン(BTC)以外にも、イーサリアム(ETH)・ネム(NEM/XEM)・リップル(XRP) など約1000種類以上がある。
⑤ 仮想通貨が今後普及するのかは今でも議論の最中。しかし、仮想通貨(それに関連する技術とか)が普及すると考えている人がほとんど。




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それでは!