皆さんは「サイドチェーン」という言葉を聞いたことがあるかと思います。今回は「サイドチェーン」が普及したらどうなるのか。をざっくり考えてみたいと思います!
サイドチェーンが描き出す未来は
(画像は https://blockstream.com/technology/)
そもそも「サイドチェーン」って何や!って人のために簡単に解説!この説明は専門性なしのざっくり解説です。いやいや厳密にはそうじゃないだろ!と思ってもスルーでお願いします。
「サイドチェーン」とは?
例えばビットコインのブロックチェーンがあります。ビットコインは完成されたプログラムなので今更改造できません。そこでビットコインのブロックチェーンの隣に違うブロックチェーン(サイドチェーン)を作って、そっちを改造して外付けしちゃえ!というものです。
サイドチェーンによりビットコインが完全復活
ビットコインなどの初期の仮想通貨は「仮想通貨1.0」と呼んだりします。更に使用用途が決済とか契約とかうわ~~って感じで沢山機能がある仮想通貨は「仮想通貨2.0」と呼ばれる第二世代的な扱いを受けたりします。ざっくりですがご了承ください。さて本題!どうしてサイドチェーンによりビットコインが復活するのか?を考えてみたいと思います!
「ビットコインは送金手数料が高いし遅い」その結果アルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)に注目され始めます。ビットコインは決済にしか使えないしアルトコインより劣る。今後はアルトコインという考えが一部ではあります。
実は打開策があります。それが「サイドチェーン」です。ちなみに「サイドチェーン」はここ最近出てきた話ではなく、はるか数年前から開発が行われています。
「サイドチェーン」が実装されれば、ビットコインはいろんな機能を付けて無限の可能性が広がる・・!という話があり楽しみな技術になっています。問題も色々ありますがその辺は置いておきます。
つまり、オワコンと思われたビットコインがサイドチェーンでカスタマイズし放題で、圧倒的なブランド力と機能性を備えた超越した存在が誕生する・・・?なんて可能性があるという話です。
サイドチェーンが実装されると統合が始まる?
(画像 http://jp.techcrunch.com/2016/02/04/blockstream/)
この画像の右端みたいに、ビットコインがサイドチェーンを経由して他の仮想通貨がつながる可能性だってあります (あくまで想像の範囲の話ですが)。よく話になるのは「仮想通貨は淘汰が始まっている」というものですが、その未来はちょっと違うのかもしれません。
例えばですが、ビットコインを中心としてアルトコインが沢山サイドチェーンで繋がっていき、EU(ヨーロッパ連合)みたいな感じになる?かもしれません。
ポイント
それぞれの仮想通貨の良いところを良い感じで享受しながら巨大なネットワークが構築される・・・つまり淘汰というよりも統合!
スポンサーリンク
仮想通貨にも多様性が残る
私も「仮想通貨は淘汰が始っている」と考えていますが、同時に一つの通貨だけが生き残るとかそんなことは考えていません。というか考えられない・・?イメージできないという方が正確かもしれません。
そうなると、それなりに良い仮想通貨の一定数が生き残ります。しかし、このご時世です。それぞれが単独に生き残って単独のネットワークで収まるなんて考えられません。何かしらの技術を介して、それは「サイドチェーン」かもしれませんしそうではないかもしれませんが、生き残った仮想通貨が繋がっていく、時はまさにインターネット世界。なんて事になるかもしれない!と夢を広げています。
まあ、まとめると「淘汰も若干あるけど最終的には共存共栄!」(←統合はどこ行った!
というわけでサイドチェーンについて考えてみました!今後も注目ですね!
今日は以上!
それでは!