仮想通貨は一つの情報であっという間に乱高下します。今後は今までに以上に注意が必要になりそうです。急騰中は絶対に手を出さないようにしましょう、必ず反落します。
さて、巷ではビットコイン先物がCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)に上場するというニュースで持ちっきりですね!しかし、このニュースを見て「実需が出来た。ビットコインは上がる!」という風に考えるのは本当に危険です。そんなに甘い話ではありません。
ビットコイン先物上場で個人投資家が一番損する?
さて、CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)にビットコインが上場するとどうなるのかわかりますか?大手のヘッジファンド・機関投資家がやってきます。彼らがやってくるのです。簡単に言いますと「彼らの武器は機関銃や戦車」です。そして「私たち個人投資家の武器は竹刀」などです。間違いなく負けます。
個人投資家が損する理由①
いわゆるプロは、資金力で相場を操作できる!
彼らプロは、圧倒的な資金力やポジショントーク巧みに使い、強引に下げ相場を作り出し買い占める。それが彼らの行動原理です。どこかの大手の代表もビットコイン関係でそうした発言をしていましたよね!
つまり、私たちが100万円・1000万円とかを使ったところで相場操作なんて出来ませんが、彼らには可能なのです。そんな相場で素人がFXとかなんてやっていたら、あっという間に負けてしまいます
個人投資家が損する理由②
仮想通貨市場は未成熟でまだまだ未整備!
法整備やネットワーク上の問題など。仮想通貨市場は完全に未成熟です。そして、それ故にヘッジファンドや機関投資家はそれを狙ってきます。先日のビットコイン暴落は、取引所のメンテンナンス時間を狙ったとも噂されています。とにかく利用できる事をすべて利用してくるのがプロです。
こちらビットコイン史上最大の下落額となった、先日のチャート(Coincheckさん)です。日本の深夜を狙った下げでしたが、これにより多くの短期トレーダーが損失を出したと思われます。
ポイント
とにかく怖いのが、初心者が莫大なポジションを持っていることです。それを狙い急落を仕掛けます。そして、FXでは一定の含み損が出ると強制的に決済されてしまいます(ロスカット)。よく1000万円損失なんて聞きますが、彼らは自分から取引ボタンを押しているのではなく強制的に損失を確定させられているのです。
上記の下落はおそらく、その含み損の強制決済(ロスカット)を誘発させることで連鎖的な売りを狙ったものです。損失確定の売りの決済を拡大させて、130万円から80万円まで下落させたというわけですね。一般の人々にはそんな仕掛けをすることは出来ません。かなりの資金を持つ人々がやった?と推測します。
本当にそうなのかは分かりませんが、大量の売り浴びせによる下落の例がもう1つありますので見てみましょう!
2017年12月21日 1時間で30万円が消える暴落
この日の仮想通貨市場は、ナイアガラの滝のような下落(通称=ガラ)でした。
【 21:50 】1BTC= 約160万
【 22:06頃 】1BTC= 約154万円
【 22:16頃 】1BTC= 約148万円
【 22:30頃 】1BTC= 約138万円
この日の仮想通貨市場は、わずか30分間に急落していき損失を被った人が沢山出ました。そして22:30位に130万円台に突入後に反発してようやく値を戻すという動き (厳密にはこの1時間で168万円⇒138万円になっています)。巨人がゆっくりと動き、起き上がるような価格変動です。こういった動きは先物があれば、作りやすいというのは覚えておいて損はありません。頭の片隅に入れておいてください。
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個人投資家はこれからどうするべきなのか?
とにかく下手な売買はしない事です。短期売買型の人は、そうした人々がいきなり仕掛けてくる可能性を視野に入れた戦略で仮想通貨市場の参加すれば問題ないかと思います!
ポイント
中長期型の人は無視しましょう! 短期での仕掛けはありますが長期的に見れば成長市場です。仮想通貨市場に期待しておきましょう!乱高下にはたじたじしない事!
FXをしている方は要注意です。仮想通貨の取引所のサーバーは大量の取引に対応できるだけの設備を有していません。大量の注文が入ればあっという間にサーバーダウンです!ポジションを有したままサーバーが落ちるなんて恐怖すぎます。
絶対に、サーバーが落ちる可能があるという事を念頭に入れてポジション額を決めましょう!
ビットコイン先物上場のまとめ!
① ヘッジファンドや機関投資家(プロ)が参入!
② 彼らは、実力行使で儲けようとする!
③ プロの存在を意識して投資するのが大切!
個人的な見解ですが、素人が仮想通貨でFXなんて遊びでやる位な良いですが、大金を使ってやるものではありません。少し気を付けたいところです。
というわけで今日は以上!
それでは!