【北海道地震】なぜ地震と相場の教訓は生かされないのか?

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地震の被害にあわれました方々には深くお見舞い申し上げます。

私の友人や家族は大きな揺れにあったようでしたが無事だったようです。

聞いた話では「揺れの途中に電気が落ちて、終わった」と口をそろえていました。

 

不謹慎ですが、冬じゃなくてよかったと思っています

屋根に積雪がある状態・家の中で石油ストーブを使用している状態で強い地震があれば被害はもっと酷いことになっていたはずです。

 

今回は地震と相場の話です。価格が上がる下がるとかそういう話ではありません。

私たちは、”災害の教訓”と”相場の教訓”を生かせない」という大事な話です。

私たちは ”災害の教訓”と”相場の教訓”を生かせないのか?

私が記憶している限りですが、北海道で発生した大きな地震は4つです。

1993年 北海道釧路沖地震(M7.5)

1993年 北海道南西沖地震(M7.8)

1994年 北海道東方沖地震(M8.2)

2003年 北海道十勝沖地震(M8.0)

※ どの地震も震度6クラスの揺れがありました。

ちなみに過去の大きな地震は、全て名前に「沖」と入っているので震源地は海で、内陸が震源地になり大きく揺れたのは初めてではないでしょうか?

 

本題ですが、今回取り上げたいのは1993年の北海道南西沖地震(奥尻島地震)です。

日本海で発生した観測史上最大の地震でした。

 

1993年 北海道南西沖地震と津波

動画の20秒前後から当時の地震の被害が分かります。これは地震の揺れの被害ではなく全て津波の被害です。

北海道南西沖地震で一番被害にあったのが奥尻島で、最大で遡上高30メートルの津波が襲いました。

津波が到達したのは地震発生から2~3分後です。

 

奥尻島はここです。

 

さて、この時の地震では下記のような教訓が得られたそうです。

  • 震源の地点によっては津波警報がどうしても間に合わない場合がある。
  • 当時の大津波警報の予報文が「高いところでおよそ3m以上に達する」という表現だった。
    そのため「(津波は)3メートルくらい」という誤った解釈をした住民が避難せず、津波に巻き込まれる。

海岸部に居住する人は、大きな揺れを感じたら津波警報を待つことなく、直ちに高台や高い建物の上に退避するべき。

「場所によっては予想より高い津波が襲う」
「津波は第1波よりも第2波以降が高くなることもある」
「津波は何回も襲う」

引用元 Wikipedia (https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%E5%8D%97%E8%A5%BF%E6%B2%96%E5%9C%B0%E9%9C%87)

かなり重要な教訓です。

また教訓がどうとか以前にも問題があります

これとんでもないレベルの災害だったのに、当時はなぜかちょっと大きい台風が来た程度の感じでしか報道されなかったんだよなあ
そして地震に対する意識は上がらずに95年1月17日を迎える。」

上の動画に残っているコメントを引用しました。

 

地震の教訓があった云々というよりも、そもそも、あまり地震に対する防災意識が高まらなかったという話です。

 

コメントの方は阪神淡路大震災のことを言っていますが、東日本大震災でも同じ事が言えます

この地震に限らずに、各地に津波の教訓はあったはずですが、生かすことが出来なかったと言わざるを得ません。

津波警報が間に合わなかった。想定よりはるかに高い津波だった。

海岸部に居住する人は、大きな揺れを感じたら津波警報を待つことなく、直ちに高台や高い建物の上に退避するべき。

 

この教訓は生かすことが出来ませんでした。何故?

 

市場は変わらない

伝説の相場師 ジェシーリバモア

 

市場は変わらない、変わるのは参加する人の顔ぶれだけだ。

ここ(市場)で過去に起こったことは、これからもいく度となく繰り返されるだろう。この繰り返しも、人間の本性が変わらないからだ。

 

私のブログは、仮想通貨についての話をメインにしているので仮想通貨市場を例にお話をします。

 

ビットコインが誕生してから約10年が経ちますが、仮想通貨市場では過去3回のバブル相場が発生しています。

3回と言うと、数年に1度はバブっています。そして同じように崩壊するというのがお決まりのコースです。

仮想通貨に限らずに、相場の世界ではバブル相場はたくさん発生しており、ミンスキーという経済学者がバブル期のチャート例を作っています。

何故、同じように仮想通貨市場ではバブルと崩壊と成長・そしてバブルと繰り返すのか?

それがリバモアが言っていた格言に繋がります。

市場は変わらない、変わるのは参加する人の顔ぶれだけだ。

ここ(市場)で過去に起こったことは、
これからもいく度となく繰り返されるだろう。
この繰り返しも、人間の本性が変わらないからだ。

 

災害の教訓を生かせないのも同じ理由

顔ぶれが変わる=世代や地域が変わる

人間の本姓は変わらない=どの地域でも同じ過ちをする

 

相場の世界の話を、ふだんの私たちの話に置き換えてみましょう!

すると「顔ぶれは地域や世代・本姓は同じ過ちをする」と言えます。

 

現在、関西地方では大雨の影響で警戒が続いています。

北海道では、地震の影響が続いています。

私が現在いる関東地方は、まるで何もないかのような日常が流れています

同じ日本にいながら、地域によって温度感が違うのです。

 

いざ自分の地域で問題が発生しないと対応しない」のが人というものでしょう。

これが人のサガ(性)であり、リバモアが言っている「人間の本性は変わらない」という指摘の通りです。

更に、地域が違うというのは「顔ぶれが違う」ことも意味します。

 

「災害は同じようにやってくるが、被害にあう地域が変わる」

「なぜ過去に教訓があったにもかかわらず同じような被害にあうケースが生まれるのか、それは人の本性(基本的に自分の生活圏の事しか気にしない)が変わらないから」

 

もちろん全ての災害が当てはまるわけではありません。どうしも避けられなかった災害もあります。

ここで述べているのは、避けられた災害の事を言っています

 

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恐らく首都直下型地震が来ても教訓は生かされない

(資料元:東京都立図書館 https://www.library.metro.tokyo.jp/)

残念ながら、現在の関東圏の雰囲気を見れば、九州(熊本)・神戸・大阪・新潟・東北・北海道での地震の教訓を生かせないのは眼に見えています。

 

今回の北海道胆振地震も含めて、1990年以降だけでメジャーな地域ではかなりの確率で大地震が発生しています。

関東は、大丈夫でしょうか?

 

1923年(大正12年)に発生した関東大震災のことは知っていますか?

これはまさに「顔ぶれ(世代)が違う」の典型例になりそうです。

 

関東大震災の震源地は「神奈川県(小田原と三浦半島)」「静岡伊豆」「東京湾(羽田沖)」「山梨」です

数分おきに断層が崩壊してく地震であったことが分かっています。

① 午前11時58分 「神奈川県」を震源地とした地震で鎌倉小田原地方で震度7(推定)

② 正午12時00分「静岡伊豆」

② 午後12時01分「東京湾」(恐らく津波が発生)

③ 午後12時03分「山梨県東部」

神奈川・東京・埼玉・千葉・茨城では大体の推定で震度6~7を観測

よく言われるのが「①の神奈川県が震源地」という話です。

間違いではありませんが、足りません。数分間で立て続けに発生しています。

見ての通り、関東地方では5分近く強烈な地震が続いていた事になります (東日本大震災より長いです)。

 

この時の死亡原因は?

火災関係で9割が亡くなっています。

 

一応ですが、関東大震災級が引き起るパターンは200年から400年くらいの周期で発生するものなので今のところは大丈夫と言われています

いま懸念されている首都直下は「神奈川県」「東京湾」が単発で発生する地震です。

 

また、1885年以降に関東圏でM7クラスの地震が発生したのが5回で、平均発生頻度が約28年となっています(今後30年で70%はここからきています)

特に首都東京付近が震源となったのが「1855年安政の大地震」「1894年 明治東京地震」「1923年 関東大震災」「?」となっており警戒が強まっています。

 

こうした感じで、関東地方には大きな地震がたくさん来ていますが、過去の教訓は生かせそうですか?

私もそうですが、そもそも過去の話を知らないですし、教訓を生かす以前のレベルです。

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市場と地震は似た動きを繰り返す

 

上のチャートはビットコイン(BTC)の2年分です。

急騰と下落、急騰と下落を繰り返して成長。そして時々いつもより大きく急騰して暴落します。

 

こうした値動きの間には、投資家投機家へのたくさんの教訓が眠っています。

そして、そうした事をちゃんと勉強できる人が利益を出せるのが仮想通貨市場です。

しかし、教訓は自分から勉強しようとしなければ生かせません

 

これは地震や災害でも同じです。恐らく過去に似た状況というのがあったはずです。

私たちが災害と市場の教訓を生かせないのは、リバモアが言っていた通り「それが人のサガ(性)だからです」

つまり、ちゃんと自分で意識しないと教訓というものは生かせないんだという事は是非おぼえておいてください。

私の親戚の一人は阪神淡路大震災で亡くなりました。決して他人ごとではありません。身近なところに、命を落とす災害があります

今回は地元で地震が発生したので、少しばかりまじめな話になりました。私は、ある意味、相場の世界も災害もおんなじだと思っているので、私の言いたい事が伝わっていればうれしい限りです

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