【G20と仮想通貨規制】価格・チャートはどう推移するのか?

投稿日:2019年1月3日 更新日:

仮想通貨市場にとって地味に注目を集めるイベントが「G20(財務大臣・中央銀行総裁会議)」。

このG20が注目される理由は「仮想通貨の規制」について話し合いが行われるためです。

そんなG20の前後で仮想通貨(ビットコイン)市場はどう動いてきたのか?

そして、今後はどうなるのかを考えていきます!

G20と仮想通貨市場のこれまで

 

仮想通貨のニュースで登場する「G20」は「財務大臣・中央銀行総裁会議」を意味しています。G20には何種類かあるので混同しないように注意!

 

ひとまず、これまでの流れを軽ーく押さえておきましょう!

G20が開催される前後で、仮想通貨(ビットコイン)の価格はどう推移したのかをまとめています。

 

【2018年3月19・20日】G20開幕前・後の仮想通貨市場

2018年1~3月上旬までは、コインチェック(Coincheck)などのハッキング被害等、仮想通貨関連のニュースはマイナス要因が多すぎて何とも上がりづらい状況となっていました。

 

ビットコイン(BTC)ですが、最高値から150万円以上の下落を見せています。

上の画像は80万円ジャストですが、G20開催前までには更に下げて70万円台まで落ちています。

 

2018年3月直前までのチャートはこんな感じです。

2018年2月下旬の様子

 

2018年3月に入ると、再度下落が開始します。

下落が始まりどうなるのか・・?というあたりでG20直前を迎えていました。

その時のチャートはこちら

2018年3月頃のチャート

 

G20直前の相場の様子は・・?

  • G20では仮想通貨規制の話が行われる
  • ビットコインは規制でオワコン?
  • 世界的な規制になる可能性大?

こんな感じで、仮想通貨市場はG20の話題で持ちっきりでした。

というのも、G20で大々的に仮想通貨の規制の話が焦点になるのが初めてだったので注目されていたわけです。

また、仮想通貨市場にたくさんの人が残っていた時期なので盛り上がり方も今以上でしたね!

そしてG20が開幕します。

 

G20開幕も大きな問題は特になし。

そして、仮想通貨市場(西部戦線)も異常なし!

 

全くもって、予想の斜め上も下も行かず「あれ、結局大きな規制とかもなく終わっちゃいましたね」という、何も当たり障りのない結果だけが残りました・・(;´∀`)

開幕直前か直後に「仮想通貨市場は未熟だから大した問題じぇねーよ」と規制当局に言われてしまう始末。

 

一体全体なんだったのか、何に翻弄されていたのか。

 

そして、仮想通貨市場の方ではどんな動きになったのか?

こちらをご覧ください。

 

3月19日、現地でG20が開幕される直前に価格が急上昇しています。

というのも開催直前に、仮想通貨(ビットコイン)への大きな規制が合意に至る事はないというような情報が走り、市場全体に安堵感が広まったことが理由です。

 

そして、3月のG20で議題に上がった内容を財務省がまとめています。

我らがフィナンシャルエージェンシーたる財務省様がまとめてくださったものはこちらです。

我々は、暗号資産の基礎となる技術を含む技術革新が、金融システムの効率性と包摂性及びより広く経済を改善する可能性を有していることを認識する。

しかしながら、暗号資産は実際、消費者及び投資家保護、市場の健全性、脱税、マネーロンダリング、並びにテロ資金供与に関する問題を提起する。

暗号資産は、ソブリン通貨の主要な特性を欠いている

暗号資産は、ある時点で金融安定に影響を及ぼす可能性がある。

我々は、暗号資産に適用される形でのFATF(ファトフ・マネーロンダリングに関する金融活動作業部会)基準の実施にコミットし、FATFによるこれらの基準の見直しに期待し、FATFに対し世界的な実施の推進を要請する。

我々は、国際基準設定主体がそれぞれのマンデートに従って、暗号資産及びそのリスクの監視を続け、多国間での必要な対応について評価することを要請する。

(引用元:財務省 http://www.mof.go.jp/international_policy/convention/g20/180320.htm )

 

「は・・・?」

間違った。

どういったことでしょうか?説明を求めます・・・。

ソブリン」は国・政府が発行するものを言うはずなのでソブリン通貨は法定通貨と解釈してい良いかと思います。あとは特に気にしなくていいかと・・・。

 

当たり障りのない内容だったわけですが、唯一、仮想通貨市場をざわつかせたポイントがあります

それが「暗号資産 (CryptoAsset)」という表現です。

通貨ではなく資産という表現に、地味に衝撃が走りました。

仮想通貨というものは、世界的には「暗号資産」として認識される可能性が出てきたのがこの時期です。

そして、春も終わり迎えた真夏の7月。次なるG20が開催されます。

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【2018年7月21・22日】G20開幕前・後の仮想通貨市場

 

2018年3月のG20の時と同様に、ビットコイン(BTC)チャートは山を描いて下落基調でした。

 

全体的なチャートはこんな感じです。

2018年7月 ビットコイン(BTC)チャート

既にこの時から、ディセンディングトライアングルが意識されていたのが分かります。

 

夏のG20では、春と違い日本政府(麻生大臣)の力が試されたのが特徴です。

春のG20は麻生大臣は欠席しました。

 

日本政府の力が試されたG20?

 

日本政府の動きに注目が集まっていた一方で、フランスのルメール財務大臣の発言にも注目が集まっていました。

ルメール財務大臣は、仮想通貨規制の話を持ち出した超本人です。

 

と書きましたが、蓋を開けてみると

  • 新興国の通貨安
  • 貿易問題

などの話がメインになり、仮想通貨の規制の話は全然なし!

 

相場の方は・・?

70万円台を下抜けるのか~?という感じでしたが、G20が閉幕直前に上昇が始まり90万円くらいまで上がりました。

2018年7月 G20閉幕後

 

そして3月に引き続き7月の議論内容も、財務省がまとめています。

 

暗号資産の基礎となるものを含む技術革新は、金融システム及びより広く経済に重要な便益をもたらし得る。

しかしながら、暗号資産は消費者及び投資家保護、市場の健全性、脱税、マネーロンダリング、並びにテロ資金供与に関する問題を提起する。

暗号資産は、ソブリン通貨の主要な特性を欠いている。

暗号資産は、現時点でグローバル金融システムの安定にリスクをもたらしていないが、我々は、引き続き警戒を続ける

我々は、FSB及び基準設定主体からのアップデートを歓迎するとともに、暗号資産の潜在的なリスクを監視し、必要に応じ多国間での対応について評価するための更なる作業を期待する。

我々は、FATF基準の実施に関する我々の3月のコミットメントを再確認し、2018年10月に、この基準がどのように暗号資産に適用されるか明確にすることをFATFに求める

 

3月の内容とほとんど同じやないか!

 

変ったところは・・?

暗号資産の基礎となる技術を含む技術革新が、金融システムの効率性と包摂性及びより広く経済を改善する可能性を有していることを認識する。

⇒ 金融システム及びより広く経済に重要な便益をもたらし得る

 

これくらいですかね。

「可能性を認識する」から「便益をもたらし得る」と少し、仮想通貨の技術の可能性を確信しつつあるという感じです。

 

【FATF (ファトフ)とは?】

FATF とは「The Financial Action Task Force:金融活動作業部会」の略で、マネーロンダリング(資金洗浄)やテロ資金供与からグローバル金融システムを防衛する為の施策を策定・推進する政府間機関です。35 の国・地域と 2 の国際機関が加盟しています。

(bitFlyer より)

 

さきほどより、FATF(ファトフ)がどうとかって出ていたのですが、この組織は対マネロン・テロ対策を行っています

このFATF(ファトフ)は、2015年頃には、FATF(ファトフ)が定める勧告をどのように仮想通貨へ適用させるのかガイドラインを示しました。

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G20と仮想通貨市場の今後は?

2019年直前のビットコイン(BTC)チャートです。

 

2018年はG20前後に相場が多少の動きを見せました。

2019年もG20の動きが気になるところですが、なんと・・・。

 

2019年6月G20(財務大臣・中央銀行総裁会議)は福岡県で開催されます!

開催日は6月8~9日です。

この前後は相場がどう動くのか注目です。

過去の感じだと、多少の動きはあっても相場への影響は限定的だと予想されます。

 

ポイント

日本は仮想通貨を推進している国なので、日本が議長国を務める2019年のG20は、地味に注目が集まっています。

ずばっと、曖昧な感じの流れに一発入れてほしいところです!

 

ただし・・

話し合われる内容も、このままいくと貿易関係の話がメインになりそうな予感

仮想通貨への規制も議題の候補として挙がっていますが、どこまで深く話し合われるのかは注視が必要です。

 

ただし、仮想通貨市場は停滞気味で、今までのような注目度も低いことから、案外話題にならんのでは?と私は予想しています。

次回のG20は日本で行われることもあり、注目したいところですね!

というわけで今日は以上!
それでは!

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