リップル(Ripple/XRP)を調べると登場する「ILP (インターレジャープロトコル)」って言葉。
「価値のインターネット」がどうとかって言われていますが、正直、意味を分かっていません・・・・。
今回は「ILP(インターレジャープロトコル)」と「価値のインターネット」について、初心者でも分かるように簡単に解説!さっそく参りましょう~!
リップル「ILP(インターレジャープロトコル)」とは?
「ILP (インターレジャープロトコル)」は、世界中のお金や それに付随するもの(預金・仮想通貨・クレジットカードなど)を簡単に交換(移転)できる仕組みの事を言います。


ILPはインターネットの発展形?
みなさんが普段使っているネットは「インターネットプロトコル (internet protocol)」という仕組み(通信規格=ルール)を使っています。
リップル(Ripple/XRP)のILP(インターレジャープロトコル)にどう関係があるのかと言うと、ILP(インターレジャープロトコル)は、この発展形ととらえることが出来ます。
インターネットは情報を簡単にやり取りできる世界
ILP(インターレジャープロトコル)が目指すのは、お金などを簡単にやり取りできる世界です!
レジャー(Ledger)は「元帳(もとちょう)」という意味です。仮想通貨では”台帳”と言ったりすることが多いかと思います。インターレジャー(InterLedger)で世界中の元帳(台帳)を意味しています。
ポイント
ILP(インターレジャープロトコル)は、言葉の通り「お金の情報が記載されているデータベースを繋いでいこう」という発想です!
お金を簡単にやり取りできる世界とは?
お金が簡単にやり取りできる世界って言われても・・。
今って結構便利じゃないですか・・・?と思う人もいるかと思います。
クレジットカード・スイカ(Suica)やパスモ(PASMO)、ナナコ(nanaco)他にも数えればたくさんあります。
しかし、今の世界では決定的に問題となっている事があります・・。
その問題とは、それぞれのシステムが独立している事です。
例えば、皆さんがナナコやスイカにチャージします。すると、レジか券売機で現金を入れて・・・。よ~く考えるとこれって面倒くさいくないですか?
他には、皆さんが仮想通貨を買う時に取引所に現金を振り込んで・・・。やっぱり面倒くさくないですか?


それは「お互いに繋がっていないから」です。
スイカやナナコが使えるコンビニ等では便利。
⇅
現金・預金は銀行間の送金の時は便利。
⇅
仮想通貨は国際送金に便利。
たしかに、今の社会って個別で見ると結構便利なんです。でも他のシステム(決済)に移ろうと思うと超アナログ。
ポイント
ILP(インターレジャープロトコル)は、その溝(みぞ)を埋めるシステムというわけです。
お互いが繋がれば、現金でレジや券売機でチャージする必要も、銀行振り込みで相手の口座情報を入れて・・・。とか面倒なことが簡単になります。
どれ位簡単になるのかをイメージで言うと「スマホで金額と送金先を入れてOKボタンを押すだけ!」ライン(LINE)やツイッター(Twitter)でメッセージを送信するのと同じ要領です。


昔は、情報を探すときは本や雑誌を調べつくしていたのが、今では検索すればOKな時代に。
お金の世界でもその流れがやってくるのです。現金でチャージとか、振込とかが古くなります。その実現を目指しているのが「ILP(インターレジャープロトコル)」なのです。
より正確に言えば、異なる台帳(元帳)をつなぐ。銀行預金や仮想通貨、電子マネーが持つ台帳(元帳)をつなぐのが「ILP(インターレジャープロトコル)」というわけです!
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【余談】「アトミックスワップ」や「アグリゲートトランザクション」とは違うの?
「アトミックスワップ」とか分からない人は読み飛ばしてOKです!
余談ですが、仮想通貨の世界では「アトミックスワップ」というものがあります。
これも、簡単に仮想通貨を他の仮想通貨へ交換できる仕組みです。
現在の仮想通貨の世界では、リップル(Ripple/XRP)をネム(NEM/XEM)に両替しようとする時に
【リップル(Ripple/XRP)→ビットコイン(BTC)→ネム(NEM/XEM)】
と言う風に、ビットコイン(BTC)を経由しないと両替ができない場合が多いです。
アトミックスワップでは、ビットコイン(BTC)を経由せずに直接両替ができます。
【リップル(Ripple/XRP)→ ネム(NEM/XEM)】と言う風に出来るのです。

ちなみにネム(NEM/XEM)にはアグリゲートトランザクションという機能がありますが、この機能は、複数の取引を同時に処理できるという仕組みです。
アグリゲートトランザクションについてはこちら!
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【アグリゲートトランザクション】ネム(NEM)の未来が広がる理由
今回は「アグリゲートトランザクション」に焦点を当てたお話です! ネム(NEM/XEM) のお話をするとカタパルト(Cat ...
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まとまめると!
「アグリゲートトランザクション」は仮想通貨決済の取引を同時にたくさん処理する
「アトミックスワップ」は仮想通貨の直接交換が可能になる
「ILP(インターレジャープロトコル)」はすべてのお金に関するシステムを繋ぐ
こんな感じで、それぞれの仕組みや機能は若干違うので注意してください!
リップル(XRP)が「価値のインターネット」と言われる理由
ここまで話せばリップル(Ripple/XRP)が「価値のインターネット (Internet of things)」と言われている理由が分かります。


今の社会では価値を図るのにお金を使います。なので「価値」を「お金」と考えたほうが分かりやすかと思います。
「お金のインターネット」
お金をネット上で簡単にやり取りできる世界。そんな目標を抱えているのが「ILP(インターレジャープロトコル)」でした。
その「ILP(インターレジャープロトコル)」の仕組みを実現しようとしているのがリップル(Ripple/XRP)です。
ポイント
つまり、リップル(Ripple/XRP)は「あらゆるお金のやり取りをネット上で繋ごうとしている」ので「価値(お金)のインターネット」と言われているのです。
国際送金は「価値のインターネット」の一環
リップル(Ripple/XRP)は「リップルネット(RippleNet)」というサービスを提供しています。
リップルネット(RippleNet)についてはこちらを読んでね!
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「リップルネット(RippleNet)」の中で瞬間的に国際送金を処理する(即時決済)サービスがあるのは有名です(xCurrent)。
この国際送金の即時決済サービスの「xCurrent(エックスカレント)」には「ILP(インターレジャープロトコル)」が利用されています。

現在、世界中の銀行が「xCurrent(エックスカレント)=ILP(インターレジャープロトコル)」を採用し始めています。ILP(インターレジャープロトコル)は、価値のインターネットの第一歩として世界中の銀行をつなぎ始めているのです。
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【余談】リップル(XRP)が国際送金で価格が上がると言われる理由
ここで押さえておきたい事は「ILP(インターレジャープロトコル)」で「価値のインターネット」が広がるとリップル(XRP)の需要が高まるのでは?という話の背景です。
そのためには「リップルネット(RippleNet)」について知っていたほうがいいですが、さらっと説明です。
リップル(Ripple/XRP)は、国際送金を低コストで簡単にできるようにするためのサービスも提供しています。それがリップルネット(RippleNet)です。
リップルネット(RippleNet)は国際送金のサービス(xCurrent)を含めて大きく3つあります!
- xCurrent
- xVia
- xRapid ←仮想通貨リップル(XRP)が使われる
ポイント
① ILP(インターレジャープロトコル)が「xCurrent(エックスカレント)」に利用されている
② その流れでリップルネット(RippleNet)のサービスの一つである「xRapid(エックスラピッド)」が使われる?
③ 普段私たちが買うリップル(XRP)の需要が高まる→価格が上がる・・?
リップル(XRP)が国際送金で需要があって価格が上がると言われる背景に「ILP(インターレジャープロトコル)」という仕組みがあったからこそなんです!
どうでしたか?リップル(Ripple/XRP)の「ILP(インターレジャープロトコル)」!
将来性が楽しみではありませんか?
リップルネット(RippleNet)にも興味がわいた人はこちらの記事もどうぞ!
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【おまけ】



というわけで今日は以上!
それでは!
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