みなさんこんにちわ!今回はネム(NEM/XEM)の「ネームスペース」「モザイク」の話とトークンエコノミーの未来を考えてみたいと思います!
ネム(NEM/XEM)で独自通貨を発行する時代
「仮想通貨ってプログラムの専門家が作り出すものじゃん・・。ブロックチェーンとか分からないし・・・」って思っている人が多いかと思います!
実は仮想通貨を発行するのって意外と簡単なんです。それくらい時代は進んでいるというわけですね!今回は、自分の仮想通貨を発行する事が出来る「ネームスペース」「モザイク」の話です。
ネム(NEM/XEM)の場合はネームスペース上で自分の仮想通貨(トークン)を作れるのですが、認知度が微妙なところ・・。というわけで「ネームスペース」ってなんじゃ!という事でそこからお話しします!
「ネームスペース」と「モザイク」
「ネームスペース」~ ネム(NEM)のブロックチェーン上の住所名のこと、または住所を作る機能です。
~県~市みたいな感じ!普段の住所と違うのがブロックチェーン上に住所が作られることです。現実の世界なら市町村名・インターネットならドメイン名・ネム(NEM)ならネームスペース!
「モザイク」~ 通貨単位、または独自の通貨を発行出来る機能です。
「ネームスペース」で住所を作ると独自の仮想通貨を流通させることが出来ます。その時の通貨単位名です!日本に住所があっても”円”を発行することは出来ません!しかし、ネム(NEM)の世界では「ネームスペース」で住所を作った人は独自の仮想通貨を作れるんです!その機能を「モザイク」と言ったり、発行した通貨単位も「モザイク」と呼んだりします!ネム(NEM)自体も「モザイク」を使ってXEM(ゼム)という仮想通貨を発行しているんですよ!
ここで「おや?」と思う方も多いかと思います。
私たちが「ネム(NEM)」と呼んでいるものは厳密には通貨ではありません。「ネム(NEM)」というブロックチェーン上で発行された仮想通貨は「XEM(ゼム)」です。なので「100ネム(NEM)買ったよ~」とかはちょっと変で、本当なら「100ゼム(XEM)買ったよ~」というのが正しい使い方になります。
ただし、言葉の使い方なんて時と共に変化するものなので、いづれは1ネム(NEM)でも正しくなる日も来るかもしれませんし、とりあえず厳密にはそうなんだ程度に知っておくといいかと思います!
このブログでは「ネム(NEM)とゼム(XEM)」の使い分けをしている人、していない人の両方が見ることを想定して「ネム(NEM/XEM)」とまとめて表記しています。←どっちも表記しているし許してね!というスタンスです<(_ _)>
少し細かく「ネームスペース」「モザイク」を紹介
「ネームスペース」と「モザイク」について分かったところで、ちょっとだけ詳しくお話しします!まずは「ネームスペース」から!
「ネームスペース」の詳細
そもそも「自分の仮想通貨なんて発行しないしネームスペースで住所作る必要ないしあんま関係ない」という人もいるかと思います。実は「ネームスペース」で住所を作ると自分の仮想通貨を発行できる以外にも嬉しい?特典みたいなものがあります。
それはネム(NEM/XEM)の送金が簡単になる事です。
仮想通貨の送金をしたことがある方は経験があるはず。「仮想通貨のウォレットのアドレスが長い・・」。大体コピペで送金先のアドレスを入力するかと思います。
NAVBLF-H97LAIHO1IF3-OI4JPGO6J6POQG7JPP←こんな感じですよね・・・(キーボードをランダムに打ちました(笑))
ネム(NEM)の場合は45桁もあります!
しかし「ネームスペース」で自分の住所を登録していると、その住所を入力すれば送金が出来るようになります!皆さんが私にネム(NEM/XEM)を送金する場合を例に見ていきましょう!
ポイント
私が「kitaguni」というネームスペース(住所)を持っていれば、「宛先(本来ならば長いアドレスを入力する欄)」に「@kitaguni」と入力して適当にメッセージを入力して送金が完了します!
取引所に送金する場合や出金する場合は話が変わるので注意してください!上記の例は個人間での話です。
宛先に「NAVBLF-H97LAIHO1IF3-OI4JPGO6J6POQG7JPP」こんなのを入力するより「@kitaguni」と入力出来た方がスマートですよね・・?覚えやすいですし・・・。
ちなみにネームスペースは「サブネームスペース」を続けることが可能!
「hokkaido.sapporo.kitaku」
(ネームスペース).(サブネームスペース).(サブネームスペース)
それぞれ「.(ドット)」で繋がっています。表現力が上がりますね!
次に「モザイク」です!
「モザイク」の詳細
超簡単にいきますよ!自分で仮想通貨を発行する時に通貨の特性を選択できます!
・通貨の供給量
・小数点の有無
・譲渡許可(個人間で自由に取引できるか)
・供給量を途中で変更できる様にするか
・取引手数料が発生させるかどうか
というわけでモザイクで独自の仮想通貨を発行する際にも色々と設定できるわけですね~!面白い!
「ネームスペース」「モザイク」も分かったところで、いよいよ「ネム(NEM/XEM)」の未来について。
と言いたいところですが、もう一つ重要なワードである「トークンエコノミー」も軽く触れておきます。分かる人は飛ばして大丈夫です!
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「トークンエコノミー」って何?
「トークンエコノミー」~ 今まで値段を付けづらかったモノなどにもトークン(仮想通貨など)を発行して価値を持たせるような経済です。(貨幣の代わりを作ってやり取りする経済)
最近流行した「VALUE」などはその代表例ですね!仮想通貨界隈で有名な「ICO」の中にもこの部類に入るものがあります。
ICOでは「私はこんな事がしたいです。資金が足りません助けて!」と「トークン(仮想通貨)」を発行します。そのトークン(仮想通貨)を買ってもらい資金を集めるかと思います。「夢やプロジェクトや企画」は日本円では評価しづらい!そこで「トークン(仮想通貨)」を発行して買い取ってもらうというイメージです。
別に日本円でも良くない?と思うかもしれません。しかし、「あんな夢を実現したい」という声があった時に、今までの世界では、銀行などにその夢の実現可能性と収益性をもとに融資してもらう必要がありました。つまるところ、儲からない夢は日本円で評価されません(=融資を受けられません)。
しかし、トークンエコノミーの世界なら「こんな夢があって実現したい。でも儲かりません」という状態でトークン(仮想通貨)を発行したとしても、その夢に共感した人が価値を見出して、そのトークン(仮想通貨)を買ってくれます。そして、集まった資金額が日本円の評価額になります。
トークン(仮想通貨)を挟むことで、様々なモノが日本円で評価しやすくなる。これがトークンエコノミーの重要なポイントです。
良しあしは置いておきますがそんな未来が来ようとしています。
すでに「シェアリングエコノミー」は浸透し始めていますし「トークンエコノミー」も近い将来に浸透し始めるでしょう。
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ネム(NEM/XEM)とトークンエコノミーの未来
もうここまでくれば言うまでもありませんね!
ポイント
ネム(NEM/XEM)をもとに様々なトークン(独自の仮想通貨)が発行されて巨大なトークンエコノミーが形成される・・・・。と言いたいところですが、現実はそう甘くありません。
「ネームスペース」「モザイク」とかなんて、まだ使われていません。更に言えば、独自通貨を発行して・・・「で?」という感じの人が多いみたいです。「トークンエコノミー」という概念自体が最近出てきたもので普及もしていません。


ポイント
「使い道がよく分からない」この言葉は、将来普及する技術や製品にちょくちょく付きまといます。その理由は、普段生活している人が新しい時代の概念を理解するのは時間がかかるからです。
未来はぼんやりとしています。「ネームスペース」「モザイク」って面白いけど使い道があるのか分からない・・・・。でも、これは化ける気がする・・・?と勝手に思っています。
「トークンエコノミー」の世界で必ず需要が生まれるだろう機能です。「トークンエコノミー」が普及すれば必ず「ネームスペース」「モザイク」も普及します。「トークンエコノミー」の世界がくれば間違いなく化ける・・・・。←楽しみですね (*^_^*)
適当に濁したところで未来がどうなるかはご自身の目で確認してください<(_ _)>
【おまけ】



「ネームスペース・モザイク」以外にも、ネム(NEM/XEM)は機能がたくさんあります!「アポスティーユ」や私が期待する「アグリゲートトランザクション」などを知らない人は是非読んでください!
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